「不安障害」について
多様化した社会構造の中で、私達はしばしば「不安」に直面します。
さまざまな身体の症状が出現したり、自分ではどうしようにもない状況に追い込まれることも珍しくありません。
「パニック障害 」とは?
突然、動悸・息苦しさ・めまい等のパニック発作に襲われます。
「再びパニック発作を起こすのではないか?」と、予期不安に悩まされます。発作が起こるのが恐くて、乗り物や狭い場所が怖くなってしまいます。
「適応障害」とは?
職場・家庭・地域・社会など、自分の周囲の環境変化に順応できなくなることがあります。
その様な原因で、「不安」や「抑うつ状態」を起こすことです。
主として、人間関係があげられます。
「社交不安障害」とは?
人前で発表したり、カラオケを歌うなど、恥ずかしさへの恐れが極端に強くなります。手が振るえたり、冷や汗などに悩まされて会社や学校が怖くなってしまいます。
「強迫性障害 」とは?
意志に反した強迫観念にとらわれてしまいます。不安に対応するために確認行為を繰り返してしまいます。
例えば、玄関の鍵が閉まっているかを頻繁に確認したり、外出先で家のガスや水道を止め忘れていないかと心配になり確認したい衝動に駆られたり、過剰に手洗いをしてしまう、などです。
「全般性不安障害 」とは?
自分ではコントロールできない慢性的な心配を抱え込んでしまいます。
身体の症状も出てしまいます。例えば、頭痛や疲労感などです。