医療法人社団 土屋医院

「うつ病 」や「うつ状態 」について

 近年では、テレビや新聞などで「うつ病」という言葉が珍しくなくなりました。
 ところが、広い意味で「うつ病」と表現されることが多くて解りにくい言葉ではないでしょうか?




「うつ状態」とは?

 「気分が落ち込む」「やる気が出ない」などという「抑うつ気分」を感じている状態です。
 しかし、気分的な症状だけではありません!
 倦怠感疲労感食欲が無い不眠頭痛めまい動悸肩こり耳鳴りなど様々な身体の症状が出ることが多いのです。



「うつ病」とは?

うつ状態」の症状の特徴、身体の状態などで総合的に判断される診断名です。

原因に応じて「○○うつ病」と表現されることもあります。
   例えば、
   昇進の重圧からくる「昇進うつ病
   介護の疲れからくる「介護うつ病
   出産をきっかけとした「産後うつ病
   などがあります。

身体の症状が中心に出る状態を「自律神経失調症」と呼ぶ場合もあります。
 「更年期障害」も、ほぼ同様な状態です。



「うつ病 」とストレス

ストレスが「うつ病」と関連していることは有名ですが、ストレスとは「嫌なこと」だけを示すものではありません!

 @ 昇進 ⇒ 会社で出世 ⇒ 社内での責任が重くなります。
 A 定年 ⇒ 生活の変化 ⇒ 老後のことも心配になります。
 B 対人関係 ⇒ 職場や家庭での人間関係 ⇒ 気分の圧迫。
 C 転職、転勤 ⇒ 環境の変化 ⇒ 慣れるのに一苦労です。
 D 重い病気など ⇒ 闘病生活 ⇒ 戦いです。
 E 交通事故など ⇒ 不意な出来事 ⇒ 処理も大変です。
 F 結婚・出産 ⇒ 新しい家族 ⇒ 大きな重圧にもなります。
 G 身内の不幸 ⇒ 悲しみ ⇒ 寂しさや後悔も感じます。
 H 介護 ⇒ 大切なご両親のお世話 ⇒ つい無理をします。

※その他にも様々なストレスがあります。



「うつ状態」への対応

 第一は、「ストレス」対応策でしょう。
 様々な非薬物療法もありますが、まずは周囲の方々との率直な対話が重要です。



= 薬物療法について =

 「抗うつ薬」と聞きますと、違和感を覚えられる方も多いでしょう。しかし、現代の「抗うつ薬」の性能は飛躍的に向上しています。「抗不安薬」(安定剤)や「睡眠薬」などとの併用で医師や薬剤師と相談しながら気長に対処することが重要でしょう。
 焦りは、禁物です!



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Last updated on Thu, Jun 18, 2009